塗料の残りや洗浄水の環境に優しい処理方法
環境を守りながら塗装を楽しむための、正しい後片付けのコツ
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4 min
塗装作業のあとの洗浄水や余った塗料、どう処理していますか?ちょっとした工夫で環境への負担を減らし、安心してDIYを楽しむ方法を紹介します。

塗料の残りや洗浄水の環境に優しい処理方法
環境を守りながら塗装を楽しむための、正しい後片付けのコツ
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塗装作業のあとの洗浄水や余った塗料、どう処理していますか?ちょっとした工夫で環境への負担を減らし、安心してDIYを楽しむ方法を紹介します。

自宅で壁や家具を塗り替えるとき、色選びや仕上がりに気を取られがちですが、作業後の「片付け方」もとても大切です。筆やローラーを洗うときに出る洗浄水や、使い切れなかった塗料の残りをそのまま流したり捨てたりすると、環境に悪影響を与えることがあります。日本でも、適切に処理することで環境への負担を減らすことができます。
なぜ塗料の処理に注意が必要なのか
塗料には、顔料や樹脂、溶剤、防腐剤など、環境に有害な成分が含まれていることがあります。たとえ「水性」や「環境対応型」と表示されていても、完全に無害というわけではありません。これらの成分が下水や河川に流れ込むと、水質汚染や生態系への影響を引き起こすおそれがあります。
特に、洗浄水をそのまま流すと、微量でも多くの水を汚染してしまう可能性があります。したがって、塗料や洗浄水を正しく処理することは、法律上の義務であるだけでなく、私たち一人ひとりの責任でもあります。
塗料の残りを上手に扱う方法
塗装が終わったあと、少しだけ塗料が残ることはよくあります。そのようなときは、次のように工夫してみましょう。
- 再利用する。 残った塗料は密閉できる小さな容器に移し替え、色番号や使用箇所をラベルに書いて保管します。後日、補修やタッチアップに使えます。
- 譲る・シェアする。 使い切れない量がある場合は、近所の人や友人、地域のリユース施設などに譲るのも良い方法です。
- 自治体の回収に出す。 液体の塗料は「有害ごみ」や「特定処理物」として扱われることが多く、自治体のルールに従って処分する必要があります。お住まいの市区町村のホームページで確認しましょう。
完全に乾いた塗料の缶や容器は、一般ごみとして出せる場合もありますが、自治体によって扱いが異なるため、必ず分別ルールを確認してください。
筆やローラーの洗い方
筆やローラーを洗うときに出る洗浄水も、環境への影響が大きい部分です。以下の手順で、できるだけ汚水を出さないようにしましょう。
- 余分な塗料を拭き取る。 洗う前に新聞紙や古布でできるだけ塗料を拭き取ります。
- バケツで洗う。 水を少量入れたバケツで筆やローラーを洗い、汚れた水はそのまま流さずにしばらく置きます。
- 沈殿を分ける。 時間が経つと塗料の成分が底に沈むので、上澄みのきれいな水を再利用し、沈殿物は乾かしてから有害ごみとして処分します。
- 油性塗料の場合。 シンナーやペイントうすめ液を使った洗浄液は、絶対に排水口に流さず、密閉容器に入れて自治体の回収に出します。
環境にやさしい塗装のための工夫
日常のちょっとした工夫で、塗装による環境負荷を大きく減らすことができます。
- 必要な量だけ購入する。 塗る面積を計算し、余分な塗料を買わないようにしましょう。
- 良質な道具を選ぶ。 繰り返し使える筆やローラーを選ぶことで、廃棄物を減らせます。
- 作業を中断するときは密閉する。 翌日も作業する場合は、筆やローラーをラップで包んで乾燥を防ぎ、無駄な洗浄を避けます。
- 環境配慮型の塗料を選ぶ。 日本工業規格(JIS)やエコマーク認定の塗料は、揮発性有機化合物(VOC)の排出が少なく、人体や環境にやさしい製品です。
小さな心がけが大きな効果に
塗料の残りや洗浄水を正しく処理することは、少しの手間でできる環境保護の第一歩です。排水口に流さず、自治体のルールに従って処分することで、川や海、そして私たちの飲み水を守ることができます。 一人ひとりの小さな行動が、よりきれいで持続可能な社会をつくる力になります。









